
【初心者向け】バスのアフタースポーンを攻略しよう!
こんにちは~お久しぶりです。MIKAです🙌❗
全国的に梅雨入りし、紫陽花が綺麗な季節になりましたね😊
まもなく6月末・・・バスにとっては産卵後のアフタースポーンの時期。
ということで今日は重要なシーズナルパターンであるバスのアフタースポーンについて徹底解説😄
アフタースポーンとは?、アフタースポーンの釣りの特徴、アフタースポーンのバスの居場所、おススメのルアー・・・を解説していきます☝️
今年はアフタースポーンを抑えた釣りで釣果をあげていきましょう~~
1.アフタースポーンとは?
アフタースポーンとは、バスが産卵行動を終えた状態のことを指します。
産卵が終わった雌バスや子守が終わった雄バスは、産卵前に比べるとやせ細っていて、体や尾びれに多くの傷を作っています。
ネスト打ちされた雄バスはルアーの傷跡が口などに残っていて、コンディションは最悪の状態です。エサを積極的に追う体力もない状態なので、活性もかなり低くなり、この時期のブラックバスは、春のスポーニングの中で一番釣りにくいとされています。
2.アフタースポーンの釣りの特徴
すべてのブラックバスが一斉にアフタースポーンに入る訳ではないので、
この時期はプリスポーン(産卵を控えた状態)、
ミッドスポーン(産卵開始からそのシーズンの産卵が完全に終わるまでの状態)、
アフタースポーン(産卵後)の3つの状態が入り交じる時期になるのが特徴です。
そんな3つの状態が入り交じるこの時期のバスに口を使わせるには、
バスの状態や居場所を把握して、状況にあった的確なルアーセレクトでなければバスは確実に釣れません。
通っているフィールドがどの状態か(どの状態の魚が多いか)を把握しましょう!
その上でアフターの魚が多いようならアフターの魚に狙いを定める方が効率的です。
3.アフタースポーンのバスの居場所
今回はアフタースポーンの時期でも、産卵直後の回復していないバス、産卵から回復した回復系バスの2つに分けてバスの居場所を解説していきます。
<産卵直後の回復していないバス>
産卵直後のポストスポーンと呼ばれる状態はスポーニングエリアの周辺をフラフラと泳いでいることが多いです。
その後は沖に戻っていって、中層にサスペンドして体力を回復させます。
この時期のバスの居場所としては、主に縦ストラクチャーとカバー周りです。
・縦ストラクチャー
縦ストラクチャーがあると張り付いて休んでいることがあるので、この時期の縦ストラクチャーは狙い目です。
※縦ストラクチャー:橋脚、立木、護岸と目で見て確認できる縦ストラクチャーや水中に沈んでいる垂直岩盤、オダ、ウィード(水草)など
その理由はベイトになってくるのがエビやザリガニなどの甲殻類が縦ストラクチャーに潜んでいるからです。
甲殻類は遊泳能力が低く、なおかつバスにとって高カロリーのベイトになります。
そしてこの甲殻類は縦ストラクチャーなどの障害物によくついています。
バスもこのベイトを狙って、縦ストラクチャー付近にいることが多くなります。
・カバー
スポーニングエリア近くのカバーの奥に身を潜めて休むバスもいるので、カバー周りも見逃せません。
<回復系バス>
産卵から回復した回復系のバスの居場所は夏の暑さが本格化する前のアーリーサマーを意識すると良いでしょう。
産卵を終え体力も徐々に回復してきているので餌を活発に捕食するのが回復系バスの特徴です。
様々な餌を捕食するのでエリアを定めずに広範囲を攻めていくと良いでしょう。
4.アフタースポーンにおすすめのルアー
こちらでも、産卵直後の回復していないバス、産卵から回復した回復系バスの2つのバスに分けておススメのルアーを紹介していきます。
(1)産卵直後の回復していないバス
この時期のバスの居場所である縦ストラクチャーやカバー周り、バスが中層でサスペンドしているので表層~中層レンジを狙っていきましょう。
また産卵直後の回復していない、弱っているバスはまだルアーを追う気力がないので、ゆっくりじっくり見せるルアーが良いでしょう。
<ワームをゆっくり落とせるフリーリグ>
産卵直後のバスは速く動くルアーを追い切れません。
そのためワームがゆっくりとフォールするフリーリグがお勧めです。
バスが潜んでいる縦ストやカバーに撃ち込んでいきましょう!
フラット系のワームを使えばよりフォールスピードを落とすことも可能ですよ。
おススメフリーリグ:
👉デプスのブルフラット(スパイラルフォールと微振動のギル型ワーム)
<スローに巻けるスイムベイト>
弱っているバスにはスローに巻けるスイムベイトもお勧めです。
手返し良くスピーディーにトレースできる事と、口を使わないバスへリアクションバイトを狙えるのもメリット。
ストラクチャーにタイトにコンタクトでき、かつ、ストラクチャーの上にステイさせることもできるスイムベイトが効果的!
おススメのスイムベイト:
👉メガバスのデッドスロウル(デッドスロー&スーパーシャロー専用スイムベイト)
👉ジャッカルのデッドスローラー(小魚のなまめかしさを演出できるデッドスロースイムベイト)
👉イマカツのハドルスイマーシリーズ(一番遅く巻けるスイムベイト)
<日本発 新ジャンルi字系>
弱っていてかつ中層でサスペンドしているバスには表層を意識させられ食わせの要素が強いi字系も効果的!
i字系ルアーは小魚のようにナチュラルな動きで食わせの要素が強いのが特徴です。
水面を壁として見立てて、捕食者であるバスを水面に追い込ませ、エサを食べやすい環境だと思わせて食わせることができます。
バスが潜んでいる縦ストやカバー周りを狙って投げましょう。
参考)i字系特集:詳しくは 👉こちら👈
おススメのi字系ルアー:
👉メガバスのカラシIGX(微波動で適度な引き心地のあるi字)
👉デプスのワカサギベイト(i字引きに加えて他のアクションを求める方のi字)
<弱くて表層でとどめておけるトップウォーター>
この時期のバスには移動距離を抑えてネチネチ誘うことのできるトップウォータールアーが有効。
バスの目線が上に向くとはいえ、動きの早いルアーを追いかけるほどの体力がありません。
ストラクチャーにべったりとひっついて休みながら、手っ取り早く食べられる餌を探しています。
さらに、小さめのトップウォータールアーは体力のないバスにも簡単に口を使わせ、ストラクチャーの際ギリギリにソフトに着水させることができるため警戒心を与えません。
そのためストラクチャー周りを中心に攻めていくと良いでしょう。
おススメのトップウォーター:
👉メガバスのプロップダーター80(フィネスなウェイクベイト)
👉メガバスのドッグX Jr コアユ(メガバスの元祖ペンシルベイト)
👉ノーリーズのボルケーノグリッパー(強いけどゆっくり引けるバズベイト)
👉ジャッカルのピクピク(瀕死の小魚を演出できるトップウォータープラグ)
(2)回復系バス
この時期のバスは体力を回復するために様々な餌を捕食するために散らばっているため、広範囲を探れるルアーを使用することが釣果を伸ばすことができます。
また、春のスポーニング中やアフタースポーニング直後とは違い、多くの個体が体力をある程度回復している状態なので、ルアーの早い動きにもついてこられるのが回復系バスの特徴です。
1か所のポイントにこだわり過ぎずに巻きのスピードも割と早めでガンガン広範囲を探っていく釣りをしていきましょう。
<”強い”・”速い”の要素を持つ巻き物ルアー>
広範囲に散らばっていてかつ捕食活動が積極的なバスには巻き物ルアーがお勧めです。
巻き物ルアーにもたくさん種類はありますが、基本に忠実な使い方でバスの捕食スイッチを刺激してあげましょう。
例えば、強い波動とフラッシングでカバー周りや幅広いレンジにも強いスピナーベイト、
オープンウォーターでは音や振動等のアピール性のあるバイブレーションとチャターベイト、
フィールドを問わず適応性に優れたスイムベイト、ウィード周りをタイトに攻めたい時にはスイムジグなど…
一つのルアーにこだわらずに色々な巻き物ルアーで広範囲に散らばっているバスにアピールしていきましょう。
スイムベイト:
👉イマカツ ステルススイマー(カバーに強い万能スイムベイト/当店ベストセラー)
👉イマカツ ギルロイドベビー(投げてストップアンドゴーするだけで釣れる簡単ギル型スイムベイト)
スピナーベイト:
👉メガバス SV-3(迷ったらまずはこれ!なスピナーベイト)
👉イマカツ ジンクスミニスーパーブレードTG(水押しの弱いフィネスなスピナーベイト)
👉エバーグリーンDゾーン(極細ワイヤーアームでデカバスに効くスピナーベイト)
👉デプスBカスタム(他と一味違う微波動で魅了させるスピナーベイト)
バイブレーション:
👉ジャッカル TNシリーズ 50/60/70(日本で一番売れているバイブレーション)
スイムジグ:
👉メガバス ウオズスイマー(すり抜け性能にブレードによるアピール性能が加わったスイムジグ)
チャターベイト:
👉イマカツ スーパーモグラチャターTG ピッチマックス(カバーすり抜け力に長けたチャターベイト)
👉イマカツ スーパーモグラチャターTG ウォブルマックス(千鳥アクションで強烈にアピールするチャターベイト)
👉メガバス ロビンブレード(メガバス唯一のチャターベイト※2022現在)
<”強い”・”速い”の要素を持つトップウォーター>
体力が回復傾向でルアーの速い動きについてこられて広範囲の散らばるバスには、強めのアピールもしくは早めに巻けるあるいは両方を兼ね備えたトップウォーターが効果的です。
体力を消耗してスローだったバスが体力の回復と共に盛んにフィーディングに移る、いわゆる回復系の個体を狙って釣っていけるパターンがこの時期の釣りです。
例えばトップウォーターの中でも最も速い位置づけで広く早く探れるバズベイト、
強烈なアピールで誘えるポッパー、
その2つのルアーの中間に位置するペンシルベイト…こちらはフィールドやバスの状況に合わせて強めと早めを意識したルアーを選ぶと良いでしょう。
おススメのトップウォーター
バズベイト:
👉ノリーズ ボルケーノグリッパー(強くてデカバスに効くバズベイト)
👉メガバス ジャマイカボア(音と激しい水流攪拌力の攻撃型バズベイト)
ペンシルベイト:
👉エバーグリーン シャワーブローズシリーズ(スピット&バブルの圧倒的集魚力)
👉メガバス ジャイアントドッグX(メガバスのロングセラー商品)
ウェイクベイト:
👉メガバス i-loud(i-JACKよりさらに高いアピール力があるウェイクベイト)
👉ポッパー:メガバス ポップマックス(ポッパーのバランス型優等生)
いかがでしたか?
ここまで読んでくださればアフタースポーンは完璧ですね😉
ご紹介したルアーは当店で取り扱っておりますので、
ぜひ各商品名のリンクからご覧くださいね!(^^)!