【初心者向け】I字系の歴史、特徴、使い方やタイミングなどご紹介!

【初心者向け】I字系の歴史、特徴、使い方やタイミングなどご紹介!

こんにちは~MIKAです🙌❗

最近はすっかり暖かくなってきましたね✨

今日は今の時期にもぴったりなI字系ルアーについてご紹介します♬

 

I字系とは・・・動きが出ないことが特徴で操作は非常に奥深くアングラーによって釣果の差が出やすいルアーになります!💡

 

今日はそんなI字系ルアーの歴史から特徴、使い方、使うタイミング、そして各メーカーのI字系までご紹介していきますよ~🤗

 

1.歴史

そもそもI字系という言葉が使われ始めたのが2007年頃。

まだまだ歴史の浅いルアーです。

 

当時はS字系ルアーが流行っていたのでそれをなぞって「I字系」という言葉が出てきたようです。

とあるアングラーが日本の富士五湖で秋の高活性化しているバスを釣った際にDEPSのデスアダー(4インチのノーシンカーワーム)を使って『表層近くをゆっくり引く』ことが釣果に繋がるポイントであることに気づきました。

そこで寒さが厳しく残る3月頭頃、バスの動きも鈍く釣果が難しい時期にも『表層近くをゆっくり引く』とバスが水面を割ることで確信に変わったことで「I字系」が誕生しました💡👏

はじめはワームタイプのI字系が主流でしたが、ワームは正しいセッティングが難しく、一見して気づかないようなリギング(フックの仕掛け)のほんの少しの曲がりやねじれが支障をきたすため非常に神経を使います💦

そのため最近ではプラグタイプのI字系が主流となってきました。プラグタイプは真っすぐ安定して泳ぐことができ、ワームタイプより飛距離は出やすいですが、ワームのような食わせ要素には欠けてしまいます。

I字系は難しい部類のルアーだったためプロや一部の玄人アングラーの使用にとどまっていますが、難しいと言われている一番の理由は巻き方です。

いかにブレずに小魚を模した動きをするために一定のスピードで直線的に巻くことがポイントになってくるからです。それに加えて、I字系には巻き心地がないことや小さく軽いルアーなので飛距離がないこともアングラーには難しいと感じさせるルアーの要素なのでしょう😅

 

そんなI字系の釣りが浸透し始めたのは、2019年。

琵琶湖でバスのベイトがワカサギに変わったことにより、不自然な動きを一切しないI字系の釣りが流行りました。そして2020年以降に、各社*がこぞってI字系ルアーをリリースしました。

まだまだI字系ルアーは市場に数えられる程度しかありませんが、弊社では各社のI字系取り揃えているので、詳しくは 5.各メーカーのI字系ルアー で詳しくご紹介しますね😉✨

 *ジャッカルのナギサ65SP、イマカツのiArrow、デプスのワカサギベイト、エバーグリーンのルーフェン、そして2022年リリースのメガバスのKARASHI IGX 60F/60S/70F/70S 

 

 

2.特徴

 

(出典:MEGABASS/KARASHI

・ほとんど波動を出さずにまっすぐ泳ぐ

I字系という名前の通り、まっすぐ泳ぐことが特徴です。

他のルアーとくらべてアクションがないので一見釣れなさそうですが、よくよく小魚を観察すると、実は小魚は殆ど身体を動かさずまっすぐ泳いでいるのです。

 

・表層を狙える小魚を模したリップのないルアー

見た目はミノーやシャッドの小魚を模したルアーがベースとなり、リップがついていないことが特徴です。

水面を壁として見立てて、捕食者であるバスを水面に追い込ませ、エサを食べやすい環境だと思わせて食わせるというのがI字系の極意❗✨

 

 

3.使い方

基本は一定速度でのリトリーブです。

I字系アクションの肝は表層近くを、ゆっくりと、蛇行・キリモミせず、ロールさせず、まっすぐ泳がせることなのです☝

またスピードを変えたり、ワンアクションさせるのも効果的ですよ!

 

 

 

4.使うタイミング

・クリアウォーターでベタ凪

バスの反応を目視するため水質がクリアな状態で、余計なラインテンションがかからないような微風の日が効果的です。

 

・バスが何かに隠れていて餌が通り過ぎるのを待っている時

立ち木等にバスが隠れていてベイトが通るのを待機している時に立ち木の横に投げるとバスが群れをなして付いてくるくらい効果的です。

ただし、I字系ルアーは遠くから魚を寄せる力は弱いので、オープンウォーターなど魚がどこにいるかわからない場所・シーンでは効果を発揮しにくいことに留意しておきましょう💡

 

・ベイトがボールや群れになっている時

ベイトボールじゃないところに投げるとバスには効果的です。バスがチョッカイを出すことによって逸れたベイトは元のボールや群れまで最短距離でまっすぐ泳いで戻ろうとします。

その習性を利用して、ルアーをまっすぐに泳がせると逸れたベイトだと思ってバスが飛び出してきますよ!

 

 

 

5.各メーカーのI字系ルアー

今回はメーカー5社のI字系ハードルアーを強みとともにご紹介!

迷っている方はぜひ参考にしてくださいね😉

 

1.JACKALL<ナギサ65SP

(出典:JACKALL)

リアフック部分に設けたスタビライザーがどんなスピードでもブレずに一定レンジをキープし、テールはソフトマテリアルで食わせ能力も高いのが特徴。

安定感と直進性に優れているのでI字系釣りにはまだ不慣れの方や初心者の方におススメ。

 

2.IMAKATSUiArrow>

(出典:IMAKATSU)

ボディ下部に付けられているフィンがスタビライザーの役割を果たし、それに加えキャスタビリティが高いのが特徴。

魚にプレッシャーがかかっていて、より飛距離が必要なシーンなどにピッタリです。

 

3.MEGABASSKARASHI IGX

(出典:MEGABASS)

20223月に登場した最新ルアー。他のI字系と異なり、よたよたと微波動を出しながら瀕死の小魚を演出できるのが特徴。

これまでI字系ベイトを見切ったスレバスに効果的。今までのI字系とは違ったアクションを求めている方におススメ。

 

 

4.DEPSWAKASAGI BAIT

(出典:DEPS)

他のルアーより存在感が強くフラッシング効果を生かしたダートアクション向きなのが特徴。

I字引きでバスは追ってくるけど食わない。そんなときにダートさせて食わせることができます。他のアクションも盛り込みながら楽しみたいアングラーの方におススメ。

 

5.HMKLJordan

リアフックを排除した代わりにティンセルを装備。

「放って置いておくだけ」がこのルアーの王道の使い方!

I字引きと放置のアクションをどちらも両立できる数すくないI字系ルアーなのでデカバスめがけて辛抱強く放置できるアングラーにおススメ。

 

 

 

6.I字系ルアーに適したロッドとライン

・ロッド:

スピニングロッドのUL(ウルトラライト)~L(ライト)のロングロッドがおススメ。I字系の釣りはリトリーブによる巻きの釣りになるため、ロングロッドを使用することでロングディスタンスアプローチによるアドバンテージを得ることが非常に大切です👍

 

・ライン:

4ポンド前後のフロロカーボンをメインとし、キャストの飛距離を重視したい場合は0.6号前後のPEライン、ショートバイトが多発する場合では4ポンド前後ナイロンラインを選択すると良いでしょう✨

 

 

 

 

いかがでしたか?

I字系の魅力が皆さんに少しでも伝わっていたら嬉しいです😉

 

当店でも自慢のI字系はたくさん扱っておりますので、

ぜひ👉 こちら 👈からご覧ください!(^^)!

 

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