【初心者向け】クランクベイトの特徴・種類・使い方をご紹介!
こんにちは!MIKAです。
今日はクランクベイトの魅力をお伝えしていきます😄
①クランクベイトの特徴、②種類、③使い方、④使うタイミングの順にご紹介でーす🤗
①クランクベイトの特徴
クランクベイトとはバス釣りには欠かせない定番かつ基礎的なルアーです。タックルボックスには最低1つは入れて釣りに向かう人も多いのではないのでしょうか?
見た目は「大きなリップ」と「ぷっくりボディ」が特徴ですが、性能は抜群なんですよ🐠💫
<1.クランクベイトの種類を生かした釣り>
クランクベイトの種類、ボディ形状、リップ形状によっても攻め方やフィールドが変わってきます。それぞれのクランクベイトで釣れる特徴を抑えることでしっかり釣れるようになりますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね🙌
<2.カバーなどの障害物回避性能が高い>
水面を覆っている障害物であるカバーなどの障害物を避ける能力が高く、根がかりしにくいことも強みです。雨風を受けて形が変わってしまったカバー、ボトムに枝木が落ちたタイミングなど普段とは異なるカバーにはクランクベイトが最適です。雨などが降る条件下や濁りなど自然発生的に起こる変化に強いウォブリングが持ち味のルアーです😉
<3.使い方がシンプル>
投げて、ゆっくり巻くだけ、でOKの基本的にシンプルな使い方です👍無心に巻いているだけでも釣れますが🤣笑、釣果をあげるには巻くスピードであるリトリーブスピードや正確にバスが居るポイントに落とすことも重要です。
<4.レンジコントロールが簡単>
リップ付きのルアーはリップのおかげで潜行深度を一定に保つことができる上に、クランクベイトは誰でも潜る深さを一定に保つことができるルアーでもあります。詳しくは ↓②クランクベイトの種類 を見てくださいね。
②クランクベイトの種類
クランクベイトには潜る深さ、ボディの形状、リップの形状、カラー、ラトルの有無の5つのポイントで使い分けていきます。
<1.潜る深さ(潜行水深)から選ぶ>
リップの長さが潜る深さに関係していて、長ければ長いほど深く潜ることができます。リップタイプを変えるだけで潜行深度を調節しやすくなります。
1.シャロークランク:潜る水深が浅いシャローエリアに適したタイプ
潜行深度は約1m前後でシャローレンジに対応しているクランクベイトのことです。製品によって「SR(シャローレンジ)」と表記される場合もあります。
水面直下を引くのに特化したタイプのことを「サブサーフェイスクランク」と言うクランクベイトもあります。
2.ミッドクランク:シャロー、ディープの中間に位置するタイプ
明確な潜行深度は決まっていませんが約2m前後のレンジに対応しているとされ、浅く潜るシャロークランクと深く潜るディープクランクの中間を泳ぐクランクベイトのことです。製品によって「MD(ミッド)」「MR(ミドルレンジ)」と表記がある場合もあります。
3.ディープクランク:潜る水深が深いディープエリアに適したタイプ
潜行深度は約3~5m前後でディープレンジに対応しているクランクベイトのことです。商品によっては7,8mも深く潜るタイプもあります。深く潜るために重量やボディサイズが大きいのが特徴です。製品によって「DR(ディープレンジ)」と表記される場合があります。
<2.ボディの形状>
ボディには2種類の形状があり、それぞれ浮力とアピール性が異なるので使いどころを見極めて出していきましょう👌
1.ラウンドタイプ:こちらはボディが丸みを帯びていてずんぐりむっくりしたスタンダードな種類。ボディに浮力を持たせることで障害物回避性能やキャスタビリティが高い特徴を持っています。
ぶりぶりと動くロールアクションやブルブルと震えるウォブリングアクションが強く、カバーから魚を引っ張り出したいときに使えるタイプです。
(出典:O.S.P)
2.フラットサイドタイプ:こちらはボディが扁平で側面が平らな形状でパタパタと動くのがポイント。
ラウンドタイプに比べて浮きにくいので障害物回避性能は低く、アクションは控えめです。むしろナチュラルなアクションでプレッシャーのかかったバスをバイトに持ち込みます。
(右写真出典:O.S.P)
<3.リップの形状>
クランクベイトにおいて一番大事なリップは大きさによって深度が異なりますが、こちらでは形状に絞ってフィールドの状況に合わせて使い分けると釣果がぐっとあがります。
1.ラウンドリップ:恐らく一番スタンダードな形状で、リップの先端が丸みを帯びているのが特徴です。丸まっている分、障害物に当たっても弾かれにくく舐めるように進んでいくことができます。グラスカバーにも強いです。シャロー、ミッド、ディープクランクそれぞれで幅広く採用されています。
(出典:イマカツ)
2.スクエアリップ:四角く角ばったリップの形状です。ラウンドリップとは異なり、石などの障害物に当たった時に弾かれやすくなります。障害物回避性能が高いのでミッドやディープよりもカバーを攻める場面が多いシャロークランクに採用されることが多いです。またスクエアリップはリップ幅が広いため水の抵抗が大きく、強いワイドウォブルになるのも特徴です。
(出典:ラッキークラフト)
3.コフィンリップ:ラウンドとスクエアの中間的なリップです。スクエアリップの角が取れている形状です。スクエアリップの障害物の回避性能の高さを備え、弾かれすぎず滑らかな動きを維持してくれます。中間ということで汎用性が高くなり、あらゆるフィールドでも使いやすいリップですが、ラインナップは多くないためメーカーはある程度絞られてきます。
(出典:O.S.P)
<4.カラー>
クランクベイトでは潜行深度に加えてカラー選びも大事なポイントです。釣れやすいカラーを知って水質によって最適な色を選んでいきましょう。
1.ナチュラルカラー:バスのエサとなりやすい小魚に似せたナチュラル系なカラーです。釣り人にとっても釣れるとイメージしやすいカラーなので集中力を保ちやすい安心感のあるカラーですね。釣りをするフィールドのベイトフィッシュに合わせてカラーを選ぶと釣果が得られやすいです。
2.チャートカラー:水が濁っている時はイエローやグリーンなどの派手なカラーが効果的。濁った水の中ではシルエットがぼやけて派手なカラーも意外とナチュラルなアピールになっているようです。濁ったフィールドでは持っておきたいカラーです。
<5.ラトルの有無>
クランクベイトには音を鳴らすためにラトルがあるものをラトルイン、ないものをノンラトルまたはサイレントと製品に表記されています。ラトルがあるものは音が鳴るのでアピール性が高くなるという特徴があります。
③クランクベイトの使い方
クランクベイトはただ巻きとストップアンドゴーが基本のアクションとなります。
<1.ただ巻き>
名前の通りただただ巻き続けることだが、ポイントは一定の速さを維持しながらリールをまき続けることです。この速さは、「クランクベイトを巻いたときロッドで振動を感じられる一番遅いスピード」が基本となります。しかし速度感を間違えると何時間も巻いているのに釣れない・・・ということもあるので速度感はポイント😊⚠️
またリップの長いディープクランクの場合にはリールを巻くと底の方に潜っていき、リップが底にコツコツと当たりながら泳いでくれます。リップを底にコツコツ当てながら泳がせることをボトムノックと言います。リップが底や障害物に当たることによってただ巻いているだけでも自然にアクションしてくれます。
<2.ストップアンドゴー>
ルアーをリトリーブする際のテクニックの一つです👍リールを巻いては止め、巻いては止めることでルアーが動いたり止まったりすることを繰り返すアクションのことを指します。クランクベイトの場合は、この動きを止めてふわーっと浮かばせた時にバスが食いつくことが多いです。一定のリズムで繰り返すのもいいですし、障害物にガツン!と当たった感触があれば止めてみるのもいいでしょう。
④クランクベイトを使うタイミング
<1.障害物のある場所、ボトムを知りたい時の広範囲のサーチ>
バスフィッシングでは地形変化や障害物を探す必要がありますが、クランクベイトは常に一定の水深まで潜ってくれるので水中の中を知る手がかりを与えてくれます。
クランクベイトが潜って底に当たることで、水深の変化や障害物の位置、おおよその水深の予想ができてしまいます。こうしてフィールドの状況を探るためのルアーの一つとしてファーストムービングルアー、サーチングルアーなどとも言われます。
ここにウィードがあるなあ、ここのボトムはゴツゴツしているなあなど、その場所の釣り方の選択をするヒントとして使うことがあります。
ちなみにバスが好む障害物があるところは、テトラやリップラップなどのストラクチャーのある場所、水中に沈んだ木がある場所、そして水中に生えている水草や海藻があるウィードなどです。
テトラやリップラップがある場所は河川に点在し、低水温期にバスが溜まりやすい場所になります。冬のバスの動きが鈍く、障害物にタイトにつくバスを釣るためにクランクが活躍します。また水中に沈んだ木があるような場所はテトラやリップラップに比べて複雑な場合が多く、1度根掛かると外れにくいことが多く、未然に根掛かりを防げるクランクの形状(前述の2.ボディの形状と3.リップの形状を参照☝️)が重要です‼️
最後にウィードがあるエリアでは先に述べたストラクチャーと性質が大きく異なり、硬くありません。ウィードの塊に突き刺さらない程度の潜行深度のクランクベイトで、塊から少しはみ出したウィードに絡めて外すような感覚でリアクションバイトを誘発させましょう❗
<2.クランクベイトの浮力を生かした釣り方>
ある程度ルアーを潜らせて巻いていると水中に沈んでいる枝や木、障害物などにルアーが当たる瞬間に魚が食いついてくるという釣れ方があります。
なぜ釣れるのかと言えば、リップが何らかの障害物に接触すると一度弾かれ、クランクベイトはその浮力で浮き上がろうとします。ルアーが障害物に当たり軌道が逸れ、浮き上がった瞬間にバイトを誘発させることができます。(③クランクベイトの使い方1.ただ巻きの参照☝️)
<3.濁りがあるとき、雨が降っているときや風が吹いているタイミング>
雨後の濁りが入ったタイミングでは視認性が悪くなります。ここで活躍するのはクランクベイトの特徴の一つでもあるウォブリングの強さです。(②クランクベイトの種類<2.ボディの形状>1.ラウンドタイプを参照☝️)
濁りが入るとバスは視覚で餌を感知捕食するのではなく、側線(魚の側面についている振動を感知する器官)を頼りに餌を感知捕食します。つまりウォブリングを発生させ水中の波動で寄せて食わすことができます。
また雨風の影響を受けたことでカバーの形が変わってしまったり、ボトムに枝木が落ちたタイミングなどは障害物回避性能が高いクランクベイトであれば根掛かりを心配せずにバスの捕食範囲を攻めることができます。
いかがでしたか?
クランクベイトの魅力が皆さんに少しでも伝わっていたら嬉しいです😉
定期的にブログを更新していきますのでぜひ見に来てくださいね😊✨
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