超高速巻きが出来るシャッド

水中アクション

1. 伝家の宝刀、超高速巻きでリアクションバイトを誘発

ソウルシャッドは超高速巻きが可能です。優れたボディバランスのおかげで直進安定性が高く、高速で巻いてもボディが横倒れしません。またクランクベイトよりも巻き抵抗が少ないことも影響しています。高速巻きでリアクションバイトを誘発させるなら、障害物がないオープンウォーターでの使用がおすすめ。他のクランクには出せないスピードで思わずバスが口を使ってしまいます。高速で巻いた後のストップさせるのも、食わせの間を作れるためおすすめです。

2. クランクでありながらミノーのような二面性を持つ

ソウルシャッドはクランクの様に深く潜りながら、ミノーの様にジャークやトゥイッチさせて使うことが出来ます。クランクのただ巻きでは食わせきれず、ミノーではバスのレンジに到達できない…そんな時はソウルシャッドの出番です。ボディが細身に設計されているためキレのあるダートを生み出し、バスの口を使わせます。ジャークやトゥイッチはただ巻きで喰わなかった時に使用すると効果的です。またミノーでは引っかかってしまうような障害物周りも、長いリップのおかげで使用できます。
そして、是非試してもらいたい意外性のあるテクニックが「サイトフィッシング時のジャークとトゥイッチ」です。バスの後方からルアーを通すと、リアクションバイトさせられる確率がアップします。

3. 豊富なラインナップでアングラーの要望に応える（サイズ展開）

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ソウルシャッドには豊富なラインナップがあり、様々な状況に対応します。
まずはオリジナルサイズの58がおすすめです。フィールドを選ばないサイズ感のため、どこでも使うことが可能です。58はSRとMRの２タイプ用意されているため、レンジで使い分けましょう。
45SPはシリーズ中最も小さいモデルです。バスが小魚を捕食している時は強力な武器になります。
62SPはソウルシャッドの中で唯一DR、DDRの設定があります。ディープエリア攻略にはもってこいです。またボートでのドラッギングで使うことで更に深い場所を攻めることも出来ます。
68SPはシリーズ中最も大きいモデルです。重量が9g(約0.3oz)あり、ベイトタックルで使用可能です。大きくなってもアクションはオリジナルを継承しているので、ベイトタックルで手返し良く使うことが出来ます。

4. 少しだけアピール力を上げたい場合はソウルフラットをチョイス

ソウルシャッドではアピール力が足りない場合はソウルフラットを使いましょう。
ソウルシャッドはナチュラルなアクションが特徴ですが、魚を引き寄せる力が弱い面があります。故に、広いフィールドや、水が濁っている時、ローライト時等アピール力が必要なシーンでは他のルアーに軍配が上がります

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一方、ソウルフラットはフラットサイドボディが採用されているため、強い波動とフラッシングを生み出し、広範囲にアピールしてやる気のあるバスを獲ることが出来ます。またフラットボディのためベイトがギルやフナ等の扁平なものの場合はソウルフラットに分があります。
普段の場面ではソウルシャッド、アピール力が必要な時やベイトフィッシュが扁平な時にはソウルフラットと使い分けると釣果UPに繋がるでしょう。

ソウルフラット 58F [新品]

¥1,771

商品状態: 新品
全長: 58 mm (2.3 inch)
重量: 6.8 g (0.2 oz.)

5. 根掛かりが多い時はDビルシャッドの出番

ソウルシャッドやソウルフラットを使っていて根掛かりが多いと感じる場合はDビルシャッドの出番です。
ソウルシャッドは障害物に当たった時の千鳥アクションがウリの一つですが、反面イレギュラーな動きで根掛かりを起こしやすいという弱点も持ち合わせています。
そんな時に使いたいのがDビルシャッド。特徴的なダックビルのおかげで障害物に当たった時に不規則なアクションをせず、回避能力が高いです。またフローティング仕様になっているため、引っかかっても巻くのをやめれば浮き上がって回収することが出来ます。高い障害物回避性能のおかげで、ソウルシャッドでは攻めきれない複雑なカバー周りに潜むバスにアプローチ出来ます。
ソウルシャッドは軽めのカバーやオープンウォーターで使い、カバーをタイトに攻めたい時や、ソウルシャッドでは根掛かりしてしまうような時にDビルシャッドを使い分ける事で更なる釣果が期待できます。

D-ビルシャッド 55SR [新品]

¥1,771

商品状態: 新品
全長: 55 mm (2.2 inch)
重量: 5.5 g (0.2 oz.)

6. ソウルシャッドの開発者はラッキークラフトの元デザイナー

開発者であるジャッカル元社長の加藤誠司氏は元々ラッキークラフトのデザイナーで、ベビーシャッドやフラッシュミノーを製作したことで知られています。加藤氏が製作したベビーシャッド50が日本のトーナメントでウイニングルアーとなったのを発端に、日本ではシャッドルアーブームが巻き起こります。

7. ソウルシャッド開発秘話、実は没データから生まれた？！

そんな加藤氏がラッキークラフトを退社した後、ジャッカルのシャッドとして作ったのがソウルシャッドというわけです。ソウルシャッドは同じくジャッカルのプロスタッフ山木一人氏の、「高速で引いて真っすぐ泳ぐもの」、「２mくらいまでのレンジに確実に入るもの」、「大きさは60mmくらい」、「ロングキャストが出来るもの」という要望に応えるために作られました。
そこで加藤氏は以前作ったシャッドを思い出し、水槽で引いてみました。すると思ったよりも良くできていたそうですが、実はそのルアーは3Dプロットする時にデータを間違えて作ったサンプルだったのです。没データの時点で完成度は非常に高かったということですね。
後に加藤氏は自身が製作したルアーの中でも一二を争うほど釣れるルアーと公言しています。

ジャッカル