移動距離を抑えつつアクションはオリジナルに引けを取らないPOP Xの小型版ポッパー
水中アクション
1. ボディは小型でも強すぎず弱すぎないアクションでバスをスレさせずに惹きつける
ABY POP Xは名品POP Xの小型版として2012年に発売されました。サイズはPOP Xが64mmなのに対してBABY POP Xは50mmで小指ほどの大きさ、元々は伊東氏のプライベートで使っていたモデルでした。
小型化されるとアクションが弱くなって全然バスを寄せることができなくなってしまうのではと思われますが、BABY POP Xのアクションは小型になったことを感じさせません。泳いだ時のスプラッシュは左右に大きめの泡が低くワイドに広がり、そこに程よく細かい飛沫が混ざります。50mmサイズと小さいながらしっかりとした泡と飛沫でアピール、しかしバスに無駄にプレッシャーを与えるほどではないのがBABY POP Xの魅力です。
ポップ音も伊東氏こだわりのナチュラルさがあり、ポッパーにありがちなガポッとかゴボッといったわざとらしさはなくチュポッとあくまで自然に鳴り、まるで水面でわずかに動く虫のような演出ができます。
2. 移動距離を抑えられるからピンポイントに狙える
BABY POP XにはPOP Xよりも小型だからできるようになったこともあります。その一つが移動距離を抑えて狭い範囲をネチネチ泳ぐことができることです。
ラインアイがPOP Xでは上顎についていたのに対しBABY POP Xではマウス中央部に取り付けられたことで、ロッドワークにより機敏に付いてこられるようになりました。右に左に動かす操作性が向上したことで狭い範囲、障害物の隙間などを細かく探ることができます。
左:BABY POP X、右:POP X
また比較的ファットな形状によりサイズの割にウェイトがあるので、飛距離も小型だから飛ばないのでは、と心配する必要ありません。リアにティンセル付きフック装備の状態で30mほど飛ばせたと述べる人もいます。
小型になったことで着水音も静かになり、バスに見切られずに近づくことができるのも魅力の一つです。
3. BABY POP X とPOP Xの使い分け ピンポイントに狙うならBABY POP X
BABY POP XとPOP Xを比較しながら、BABY POP Xを使いたいタイミングを考えていきます。
見た目の比較は写真の通り、POP Xに比べてBABY POP Xはかなり小さくなっています。ペイントの感じなどはPOP Xそのままに美しい造形でリアルベイトフィッシュを彷彿とさせるのはMEGABASSだからこそ成せる技。
BABYPOP XはPOP Xに比べて、移動距離を抑えて狭い範囲を泳ぐ、着水音が静か、そもそもサイズが小さいということが挙げられますが、それを踏まえBABY POP Xと使うべきタイミングとして以下をご提案します。
- 障害物が多く、ピンポイントに狙いたいとき
- バスの警戒心が強くPOP Xではアピール性が強いと感じる時
- バスが小さい餌を食べていると感じる時
①障害物が多く、ピンポイントに狙いたいとき
立木や水草などの障害物が多いフィールドではその隙間を狙ってルアーを投げ、その狭い範囲でネチネチドッグウォークさせることでバスを寄せることが必要になってきます。トップウォーターの釣りは夏がメインになってきますが、その時期は水草も伸びてくる時期でもあるのでBABY POP Xの出番は増えてくるでしょう。
②バスの警戒心が強くPOP Xではアピール性が強いと感じる時
ナチュラルさが売りのPOP Xですが、それでも強いと感じる時はBABY POP Xを使いましょう。着水音も控えめで、且つサイズ自体が小さいのでバスへの警戒心はPOP Xより与えにくいと考えられます。
③バスが小さい餌を食べていると感じる時
マッチザベイトの観点でPOP Xよりサイズダウンさせたい時にもBABY POP Xが使えます。
名品と言われるPOP Xですが、それではカバーできないシーンをBABY POP Xが補ってくれるので揃えておいて損はない一品と言えます。
メガバス
ベイビー ポップX [新品]
- 商品状態: 新品
- 全長: 50 mm (2 inch)
- 重量: 5.386405 g (0.2 oz.)
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