ランダムダートが特徴の変わり種ミノー
1. ランダムに重心が動くから、ジャークやトゥイッチで不規則にバランスを崩し弱った小魚を演出
G.C.G.N.ミノー 89SRの最大の特徴は、ジャークやトゥイッチのたびにボデイ内部の2個のウェイトがランダムに前後し、毎回少しずつ違う動きを生むことにあります。

既存の製品として見れば「アングラーが意図した動きと反して動く安定しないミノー」ですが、村上晴彦氏はその出来損ない寸前の不安定さに、魚に口を使わせる力に気づきました。狙い通りに整いすぎたアクションではなく、人間には完全に再現しきれない崩れ方が入るからこそ、見慣れたミノーには反応しない魚に違う刺激を与えられるのがこのルアーの面白さです。
2. 前寄りの浮力設計だから、スローリトリーブでも無防備な小魚を演出できる
G.C.G.N.ミノー 89SR は、一誠の基軸ミノーになっているG.C.ミノー 89 とは逆に、浮力の山を前方へ持っていくような設計が与えられています。これにより、デッドスローからスローリトリーブでも移動距離を抑えやすく、弱った小魚がその場でふらつくような、無防備な雰囲気を演出しやすくなっています。
3. 村上晴彦氏の魂が宿る造形

G.C.G.N.ミノー 89SR の造形には、村上晴彦氏のこだわりがはっきり表れています。村上氏は、ゆっくり巻いてもお尻を振りすぎず、安定して艶かしく動く理想のアクションに手応えを得ていました。ところが、その理想を形にしていく中で、出来上がったプロトタイプの一つが Megabass の Vision Oneten に似ていることに気づきます。

しかも、ただ雰囲気が近いという話ではなく、真上から見たシルエットまで確認したうえで、「やっぱりワンテンに似ている」という結論に至った。アクション自体は非常に良かった。それでも村上氏は、「ちょっとこれは嫌やな」と、そのまま世に出すことを選びませんでした。釣れる形ならそれでよしとせず、一誠のルアーとして納得できる形に引き直す。この判断には、釣果だけでなくオリジナリティや造形美にも妥協しない、村上氏のクリエイターとしての信念がよく表れています。
4. G.C.ミノー 89 と役割を決め打ちするのではなく、その日の反応で投げ比べたい
G.C.ミノー 89 が一誠の中で基準になるミノーだとすれば、G.C.G.N.ミノー 89SR-SP は、その基準では拾いきれない反応を引き出すための比較対象です。ただ、「こういう状況では必ずこっち」と先に割り切れるタイプではありません。村上氏が言うように、これは使い分けるというより、使い比べたいミノーです。まずは基準となる G.C.ミノー 89 を投げてみる。そこで反応が薄い、あるいは同じレンジでももう少し違う表情を入れたい。そんなときに G.C.G.N.ミノー 89SR-SP を入れて、その日の魚がどちらを選ぶかを見る。この感覚的で実戦的な向き合い方こそ、村上晴彦氏らしいルアーの楽しみ方だと思います。
一誠
G.C.G.N. ミノー 89SR-SP [新品]
- 商品状態: 新品
- 全長: 89 mm (3.5 inch)
- 重量: 7 g (0.2 oz.)
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