ジャッカルが送りだすドッグウォーク特化型ビッグベイト

水中アクション

1. 従来のビッグベイトでは難しかった障害物周りのバスをドッグウォーク特化型ビッグベイトで獲る。

blastbone_1-1.jpg__PID:e3ed9967-3890-4ce8-ba84-137b9cc13611

ジャッカルから発売されているブラストボーンはこれまでのビッグベイトとは異なるドッグウォーク特化型のビッグベイトです。
これまでビッグベイトは基本的にただ巻きで使うものが殆どで、ロッドアクションをメインで使用するものはありませんでした。故に、ルアーをカバー等のピンスポットでアクションさせ、攻める事が難しかったのです。
一方ブラストボーンはペンシルベイトの様なドッグウォークに特化しており、短い移動距離でアピールできるため、カバー周りに潜んでいるバスをじっくり誘えます。

ドッグウォーク型ビッグベイトのパイオニア、タイニークラッシュとの違い

blastbone_tinyclash.png__PID:b3e593e1-3a57-433f-ab26-b86a1447d563

ドッグウォーク型のビッグベイトをメジャーなものにしたのはDRT社のタイニークラッシュと言われていますが、ブラストボーンとは何が異なるのでしょうか。
ブラストボーンはペンシルの様にボディ全体を横に向けたアクションが特徴である一方、タイニークラッシュはボディ前側のみ動く首を振るアクションが特徴です。つまり、動きの種類が異なり各々得意な状況が異なります。またどちらもフラットなボディをしていますが、ブラストボーンはよりエッジが立っているため強い水押しでアピールが可能で、タイニークラッシュはナチュラルな動きを演出出来ます。

2. 幅広リップとシングルジョイントが移動距離を抑えたドッグウォークを実現

水を掴む幅広リップ

blastbone_2-1.jpg__PID:ed996738-90ac-48fa-8413-7b9cc1361115

左右に広いリップは適度に水を掴むため、移動距離を抑えたドッグウォークが可能です。またリップのおかげで少しの障害物なら躱すことが出来ます。

シングルジョイントがワイドなアクションを生み出す

blastbone_2-2.jpg__PID:99673890-ace8-4a84-937b-9cc1361115c9

主流のジョイントビッグベイトの接続部ヒートンは２点以上で、２点以上のヒートンはルアーの可動域を制限できるため、S字を生み出すのに最適です。
一方ブラストボーンに採用されているシングルヒートンジョイントは上下左右に動きのゆとりがあります。ジョイント後方部が大きく動くことによって、魚へのアピールとドッグウォーク時のブレーキ効果をもたらし、定点での誘いに有利です。

3. ワーム素材のテールがルアーに生命を吹き込む

blastbone_3.jpg__PID:673890ac-e8fa-4413-bb9c-c1361115c9fd

テールにはワーム素材を採用。ビッグベイトのテールに用いられることの多いエラストマー素材よりも柔らかく、生命観溢れるアクションを生み出すことが出来ます。
扁平な形状は水中ドッグウォーク時のアピール増幅効果と移動を抑えるブレーキ効果があり、定点でアピールするのに最適です。
なおワーム素材の性質上、エラストマー素材のものと一緒に保管すると溶けてしまうので注意が必要です。

4. 従来のジョイント系ビッグベイトとブラストボーンの使い分け

ガンクラフトのジョインテッドクローに代表される従来のジョイント系ビッグベイトはS字波動でオープンウォーターや広大なエリアで魚を連れてくる能力に長けています。エリアの魚がどこにいるか分からない時にはS字系ルアーがおすすめです。またリップがないものも多く、カバー周りを攻めると根掛かりする可能性があります。そのため必然的に障害物があまりないエリアで使うことになるでしょう。
逆にフィールドが小規模な場合や、立木や障害物等カバーが多くある場所ではブラストボーンの出番です。リップがありカバー回避能力を持つため、少しくらいのカバーなら攻めることが出来ます。またブラストボーンは定点での誘いが得意なルアー。バスのいそうなエリアが絞れているほどブラストボーンの出番が多くなるでしょう。

エリアによってはバウンティフィッシュも効果的

いくら障害物回避性能が高いといっても、カバーに直接打ち込めば引っかかってしまう。だけどカバーの奥にはバスがいる…そんな時にはジャッカルのバウンティフィッシュがおすすめ。同じくドッグウォーク特化型のルアーですがこちらはソフトルアーのため、オフセットフックを使用することが出来るので根掛かりの心配が殆どありません。