障害物周りにも強く、遠投性能が向上したONETEN

水中アクション

1. 世界的デザインアワード受賞のLBOシステム搭載

ONETEN LBOは 2018年、ドイツにて開催されたiFデザインアワードをルアーとして初めて受賞したONETEN X LBOの後継盤。その何が世界で認められたのか、それは独自に開発された重心システム「LBOⅡ」です。

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17個のマイクロボールベアリングがループ状に連なっており、全3ループ搭載。つまり全51個ものマイクロボールが内蔵されている独自の重心システムです。マイクロボールがループをぐるぐると循環することでウェイトが移動する際の摩擦抵抗を徹底排除。瞬間的にウェイトが移動してくれる仕様となっています。

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2. ルアーだと見切らせる隙を与えない立ち上がりの速さ

↓一瞬にして泳ぎ出す瞬間を動画で瞬きせずに確認してみてください！

バス釣りにおいてにおいて着水後の立ち上がりの速さが重要となることがあります。特にストラクチャーに潜んでいるバスは水面近くにいたり水面を意識しているのでルアーの存在にすぐ気付き、そこでもたつけば見切られやすくなります。
ONETEN LBOは着水後リールハンドルに手をかけた瞬間、ラインのテンションを張ったと同時にアクションを開始するので、バスに見切られる隙を与えません。この立ち上がりの速さを実現しているのがLBOⅡ。約3度傾くだけで瞬時にウェイトがフロントに戻ります。その立ち上がりの速さはオリジナルONETEN、ONETEN Rよりずっと速く、固定重心のルアーと遜色ありません。

3. オリジナルより20％アップした逆風に負けない飛距離

キャストするとウェイトが瞬時に後尾に移動するので強大なキャストインパクトを発揮します。オリジナルONETENが110mmだったボディLengthをONETEN LBOでは115mmまでロングテール化したことにより、より重心が後方に移動するので飛行性能が高まりました。さらに、軽い力で狙ったところまで飛ばすことができるので、複雑な障害物周りでも正確なキャストが容易になります。

4. 広域にアピールできるダイナミックなロールアクション

着水後はネオジウム磁石によりウェイトがフロントに固定されるので安定したアクションがつけられるのもONETEN LBOの魅力。
丸いウェイトだと重心が一点に集中するためお尻を左右に振る動きになる中、ONETEN LBOの細長いウエイトがボディ下部に固定され、これを軸にすることによりタイトで非常にハイピッチなロールアクションが生み出されます。低重心化によるダイナミックなロールアクションとフラットサイドのボディが広域までアピールできる明滅効果を発揮し、異なるレンジのバスまで寄せる釣果をもたらします。

5. ONETEN最大級の135mmのマグナムサイズも選べる

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ONETEN LBOには135mmまでサイズアップしたONETEN MAX LBOも発売されています。135mmとジャークベイトにしてはマグナムサイズながらLBOⅡによりもたつくことなくワンテンらしいキレのあるアクションが可能となっています。ウェイトの移動も瞬間的なので着水後の初動ももちろん速い。
マグナムサイズかつフラットサイドボディながらスリムなボディを実現できたのは、ウェイトは細長いLBOⅡだからこそ。ナーバスなバスも違和感なくバイトしてくれます。
現在販売されているONETENシリーズの中で最も大きいのがONETEN MAX LBO。鮎などのビッグベイトを狙うバスに対しマッチザベイトの観点で大きなルアーを使いたい時や、より強く激しいアピールでリアクションを誘う時、濁りの中でも高アピールしたい時にも有効です。ジャークベイトを使って大物バスを狙うならまず手に取って欲しい。

ワンテンMAX LBO [新品]

¥2,486

6. ONETENとONETEN LBOとONETEN Rどう選ぶ？

新移動重心システムを搭載したONETEN LBOだが使い所はどう見極めるか？

ストラクチャーについているバスなどの水面付近にいたり水面を意識しているバスにアプローチする時

霞ヶ浦のようなマディーシャローなフィールドやリザーバーなどで岸際のストラクチャーにタイトにルアーを打ってそこに潜むバスを狙っていくパターンでぜひ使ってほしいONETEN LBO。そのような場所に潜むバスは水面との距離も近かったり、水面をよく見ていたりするので着水と同時にルアーの存在に気づきやすい状態となっています。その着水時にもたもたすればルアーだと見切られてしまうので、着水したらなるべく早くアクションを開始したいところ。

オリジナルONETENやONETEN Rは着水してからアクションに入るまで体勢を整える時間が必要で、その間に見切られてしまうことも。ONETEN LBOは着水した瞬間からアクションに持っていけるので、着水後すぐバイトさせることができます。またトップウォータールアーがしばしば着水直後に食われることを考えると、ジャークベイトと言えども着水から泳ぎだしまでが重要になってくることがおわかりいただけるだろう。

オリジナルではアピール強すぎるけどRではアピール力足りない時

メガバスプロスタッフKatuu氏は「Rよりもう少し強くアクションつけたいならLBO」を選ぶのが良いと述べています。オリジナルONETENはトリッキーでダイナミックなダートアクション、ONETEN Rはナチュラルでタイトなアクションをするのに対し、LBOは体を左右に倒すようなロールアクションで広域に明滅効果を発揮しますがオリジナルほどは強くはなく、さらにオリジナルとは違って音鳴りすることなくサイレント仕様。オリジナルONETENとONETEN Rの中間の強さのアクションができます。

琵琶湖などのビッグレイクや向かい風が強く飛距離を求めたいとき

オリジナルONETENより20％遠くまで飛ぶONETEN LBO。アングラーにとって大敵となる逆風の中でONETENを使いたいならONETEN LBOの出番。さらに飛ばしたいならONETEN Rを使うのもおすすめです。アクションの強さと飛距離を勘案しながらオリジナルONETEN、ONETEN LBOとONETEN Rを使い分けていきましょう。