誰でも簡単にピクピクができるハードルアー
1. ピクピクの難しさ:ピクピクの開発背景
ピクピクはルアーを水面に浮かせて死にかけのベイトを演出するフィネステクニックです。可能な限りラインを水につけず、ルアーの移動距離を抑えながら1点で微かに波紋を作り出します。今までは基本的に重量が小さいワームを使用するため、リグのセッティング、キャスティング、操作に高い技術が必要でした。 そんなピクピクを誰でも簡単にできるようにするためジャッカルが開発したのがピクピクシリーズです。
2. ハードルアーだからピクピクが容易

初心者でも簡単にピクピクを扱えるようにするためにジャッカルが取った手段はピクピクで扱うルアーのハードボディ化でした。従来ピクピクに使われていたワームのようにリグる必要をなくし、重量を確保することで飛距離も確保。そして何よりハードルアー故に、ロッドをシェイクしてもなかなか手前にルアーが来ないよう水の抵抗を増やすことに成功しました。従来使用されていたワームより容易に一点で身悶える死にかけのベイトフィッシュを演出することができます。
3. 2種類のサイズを使い分ける

ピクピクは65と78の2サイズが展開されています。基本的にはマッチザベイトや出したい波紋の強さの観点でサイズを選択すると良いでしょう。
4. ベストシーズンはアフタースポーン

表層の弱った魚を狙うシーンであればピクピクはいつでも有効ですが、特筆すべきベストシーズンはアフタースポーンの時期にあたる5月~6月末です。産卵を終えたばかりのバスは疲れのため深く潜れず表層付近に浮いています。また、体力がない故に捕食が容易な小魚を捕食する傾向があるため、表層で弱々しくナチュラルなベイトを演出できるピクピクがマッチザベイト。
5. ナギサと使い分けて釣果up
ピクピクは一点でバスを誘うルアーとしては優秀ですが、弱々しい波動が仇となり遠くのバスには気づいてもらうことが難しいです。故に、「表層で弱ったベイトフィッシュを捕食していることはわかっているが、どの辺にバスがいるかわからない状況」ではピクピクではなく、ナギサを選択しましょう。 元々ピクピクはi字系の釣りを補完する役割に適任とされており、ジャッカルがピクピクを開発したときもi字系ルアー、ナギサの援軍の意味合いも込めて開発しました。ナギサでサーチしバスのチェイスがあれば、ピクピクにルアーチェンジ。これで表層にいるバスを仕留める確率があがること間違いなしです。