デッドスローとワイドロールで水面を攻略するルアー

水中アクション

1.デッドスローでも強力な存在感を発揮。低速リトリーブしながら魚を誘える。

バスピノは、ロングビルでありながら潜行深度が約20cmと非常に浅いレンジを泳ぎます。これによりデッドスローリトリーブでも、ルアーが大きくロールしながら水面付近を泳ぐことが可能となり、強烈なアピール力を発揮します。冬の厳しい状況下でのフィールドテストにおいても、デッドスローでバスを水面近くまで誘い出すことに成功しました。状況に応じた使い分けで、バスピノのポテンシャルを最大限に引き出せるでしょう。

2.デッドスローでもしっかりアピールできるから、より多彩な使い方ができる。

バスピノのボディ後部には「スラッシュラダー」と呼ばれる突起が備わっています。デッドスローリトリーブの際、この部分が水流を受けることでルアーのアクションをサポート。どんなにゆっくりとしたリトリーブでも、美しいロールアクションを演出し続けます。デッドスローからワイドロールまで、多彩なリトリーブスタイルに対応できるため、その時の状況に合わせた使い方が可能となるのです。

3.ワイドロールアクションでバスを引き寄せ、本能を刺激する力強い動きで効果的に狙う

バスピノのワイドロールアクションを生み出すのは、細身のロングリップとその先端に設けられたアイ位置の絶妙なセッティングです。ルアーに引き重心が働くことで、大きく横に振れるユニークなアクションが生まれます。このワイドロールによる強烈なアピールは、バスの捕食本能に直接訴えかけ、バイトを誘発します。まるでルアーが生きているかのような動きに、バスは抗えないはずです。

4.本物の小魚のような生々しい質感だから、バスに警戒心を与えにくい

バスピノのボディには、本物の小魚のようなリアルな質感を再現するための細部にまでこだわりが詰まっています。エラ周りの造形やボディ表面の緻密なシボ加工が、まるで生きた魚のような印象を与えます。この生々しいルアーは、バスの警戒心を解き、食べ物と認識させるには十分な存在感を放っています。自然な泳ぎと相まって、バスはこれが本物の獲物だと錯覚してしまうことでしょう。

5.アピール力が強すぎるときにはナギサを選択

同じくジャッカル社から発売されているナギサと対極に位置するルアーとして開発されたバスピノは水面下20cmで強烈にアピールするルアーです。遠くのバスにも気づいてもらえる一方、スレたバスには見切られることも。そんなときは無駄な動きを完璧に排除したナギサを投入してください。限りなく小魚に近い動きをするため、バスピノを見切るバスも一撃です。
まずはバスピノで広範囲を探り、バスのチェイスがあればナギサに切り替える戦略も一つでしょう。