60mm以下の小さなボディでも潜航深度４mを実現し飛距離も出せるシャッド。

水中アクション

1. 人気I x I SHADシリーズの待望の続編

MEGABASSの伊東氏とIMAKATSUの今江氏のこだわりが詰まった人気ルアーI x I SHAD TYPE-RとTYPE-3には、実は未発売で終わっていたTYPE-2が存在していました。TYPE-2はRと３の間のレンジを泳がせる予定でしたが、ただシステマチックになっていくだけことに二人は満足することはありませんでした。いかにしてエッジの効いたこれまでみたことのないシャッドを生み出すかを追究し生まれたのが、小型ボディで４mレンジまで潜れるシャッド「I x I SHAD TX」です。

2. 小さなボディで最大４mレンジを超長距離引ける遠投性能

体長57mmと指先に収まるコンパクトサイズで３m overのレンジを超長距離引けるシャッドを他に見たことがあるでしょうか。

そもそもディープルアーは狙いのレンジに到達するためにもある程度リーリング距離が必要となりますが、小型ボディのルアーにロングビルを取り付けると軽すぎて飛距離が出なくなってしまいます。故に他のロングビルのミノーやシャッドはその飛距離を確保するべく60mm以上の体長があるのが常識でした。そんな常識を打ち破ることができたのが、マイクロLBOというMEGABASS独自のウェイトシステム。小型ながらロングビルを搭載しても遠投可能になったことで、これまでにない小型シャッドをディープレンジで使うという新たな一手が誕生しました。

3. タフなディープエリアのバスには小型シャッドI x I SHAD TXの出番

[IxI SHADシリーズ]	潜航深度
TYPE-R	1m
TYPE-3	2.3m
TX	4m

タフったフィールドでディープに潜むバスを狙う時こそI x I SHAD TXの出番。通常その深さで巻き物を投げる時はファットなクランクやミノーが定番ですが、タフなコンディションの中ではクランクでは強すぎたりミノーでは大きすぎたりしてしまうので、I x I SHAD TXのようなバスが口を使ってくれるコンパクトさが大事になります。I x I SHADシリーズの特徴である根掛かりのしにくさを活かし、ディープレンジでもボトムを叩きながら通すことで冬の低水温期やスレたバスのリアクションを誘発させましょう。
使えるレンジとしては４m到達とあるものの、その一つ上のレンジ３m程度を長くトレースしていくのが安定して使えるのでベスト。
スローに巻いてもアクションが破綻せず、わずかな水流でも体が動き続けてくれるのも魅力だと伊東氏は語ります。ゆっくりバスに近づいても見切られないので追いかける気力のないバスにも食ってもらえるのはもちろん、夏のウィードの間に潜むバスに対してはウィードの上をゆっくり通して浮かせることもできます。