ハードなボトムタッチでも根掛かりしにくくコンパクトサイズながら遠投可能なシャッド。

水中アクション

1. イニシャルIの2人が生み出す最強シャッドの3つの特徴

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長年業界を牽引してきたMEGABASSの伊東氏とIMAKATSUの今江氏がタッグを組んで製作したのがI x I SHAD。2人のこだわりが存分に詰まったシャッドとなっています。I x I SHAD にはMEGABASS社自慢のウェイトシステム、LBOが小型化して搭載されておりそれにより主に3つの特徴が生み出されています。

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根掛かりしにくい

なんといっても最大の魅力は根掛かりのしにくさです。ゴツゴツボトムを叩きながら巻いても安定して直進し続けてくれるのは、スイム時にウェイトが前方に磁着することで常に頭を下にした「前転倒立姿勢」を維持しているからこそ。移動重心のルアーはボトムにタッチした衝撃でウェイトが跳ねるのでルアーも飛び上がってしまいボトムを叩きながら直進するのが難しかったのですが、I x I SHADはウェイトが固定されているので跳ね上がることなく直進し続けられます。ボトムやストラクチャーに対して積極的に当てながら引けるので冬の底に張り付いて動かないバスに直接アプローチが可能です。

ハイピッチロールアクション

また、ハイピッチロールアクションとフラットサイドボディによる明滅効果で高い集魚力にも驚かされるでしょう。着水後ウェイトがすぐに復帰するので泳ぎ出しが早く、細長いウェイトがローリングの軸と重なり安定したロールアクションを発揮します。シャッドではありますがクランクベイトのようなアピール力を誇ります。

遠投性能

LBOシステムのおかげで7g、57mmの小型サイズながら吹きさらしの環境でも遠投可能なのも伊東氏と今江氏のこだわりポイント。他社の同サイズ、同重量のシャッドと比べてもトップクラスに飛ぶと弊社スタッフも感じています。春の爆風などでも狙ったところに投げることができるのでありがたいですね。

2. 1mまでのTYPE-R、2.3mまでのTYPE-3

[IxI SHAD シリーズ]	潜船深度
TYPE-R	シャローランナー (1m)
TYPE-3	中層 (2~3m)
TX	ディープ (4m)

I x I SHADには複数種類がありますが、対応レンジごとに使い分けるのが良いでしょう。

・TYPE-R：1m以浅を引くことができるシャローランナー。障害物の中でも安定して直進することを特に追求しています。シャロー用として作るならば50cmレンジに設定することもできた中で、あえて１mに設定し作られています。それは普通に引けば１m、竿を立てたら50cmといったように両方使える汎用性の高さを目指したからだそうです。

・TYPE-3：2.3mを基本レンジとしつつ、1.２m程度の浅さでもOK。シリーズの中でも特にハイピッチなロールアクションを追求しているのでよりアピール力を求める時に使うのもいいでしょう。

また、より深く潜らせるならI x I SHAD TXもあります。こちらは小型シャッドながら４mまで潜れるのが特徴です。

3. ハードなボトムコンタクトで動きのないバスのリアクションを誘う切り札的存在

低水温期などバスが底に張り付いて他の巻き物ルアーを通しても反応がなかった時にはI x I SHADを切り札として使いましょう。ボトムやストラクチャーにゴツゴツ当てながらただ巻きすることで、ボトムに当たった瞬間の動きやフラッシングがバスのリアクションを誘発します。また、STOP＆GOでポーズを入れてあげると活性が低くストラクチャーにピッタリついているバスに対してもスローフローティングなのでその場に滞留ししっかり食わせの間を作ってあげることができます。

4. I x I SHAD TYPE-Rとゲキアサシャッド

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I x I SHAD TYPE-RとIMAKATSU社のゲキアサシャッドはどちらも60mm以下のサイズのシャッドでシャロー対応しているところが似ているのですがその使い方の特徴に差があります。
I x I SHAD TYPE-Rはボトムタッチさせながら引いてくることを想定して作られているのに対し、ゲキアサシャッドは中層を引いてバスの頭の上を泳がせることでその魅力を活かすことができます。冬場などバスの活性が低い時にバスがボトムに張り付いてしまっている場合にはI x I SHAD TYPE-Rを使ってリアクションを狙うのがいいでしょうし、ベイトを水面に追い込むなどしてバスが上を意識している時はゲキアサシャッドを使ってバスの捕食スイッチを入れるのがいいでしょう。