小型ベイトを偏食するバスをターゲットに作られたチャターベイト
水中アクション
1. 現代の河川環境に対応して出来た小型チャターベイト
近年、霞ケ浦等ではストラクチャーが自然のものから人口のもの(所謂玉ねぎ)に変わり、従来のチャターベイトではストラクチャーにスタックしてしまうことが多くなりました。ストラクチャーが玉ねぎに変わった影響でベイトが小型のスジエビや手長エビに変わり、小型ベイトを偏食するためバスの口が小さくなっています。従来のチャターベイトはサイズが大きく、口が小さくなってしまったバスにフッキングさせるのは難しい。この2つの課題を解決するために開発されたのがスーパーブレイクブレードファインです。
2. 泳ぎだし1cmからアクションする抜群の立ち上がり
極薄のブレードが水面に入った瞬間からアクションし始めるのが特徴です。アクションが速いとどのようなメリットがあるのでしょうか。例えばカバーのシェードを打った時に、シェードが10cmくらいしかない場合があるとします。そしてそのシェードにバスがいる場合、10cmをアクションさせないと喰ってこないバスがいます。そのため、巻き始めからアクション出来るルアーがあれば、魚を釣る確率がアップするのです。またチャターベイトはグリグリ巻いてテンポよく探るルアー。アクションの立ち上がりが早ければテンポも上がり、結果的に広範囲を攻めることが出来ます。
3. 上下に伸びたワイヤーガードで根掛かりを回避
従来のチャターベイトはフックポイントがむき出しのため、障害物にスタックしてしまう弱点がありました。旧モデルのブレイクブレードにもフック方向にワイヤーガードがついていましたが、開発者のジャッカルプロスタッフ片岡壮士は同じくジャッカルから出ているチャターベイト、デラブレイクから着想を得て下方向へワイヤーガードをつけることにしました。下方向にワイヤーガードがあるおかげで障害物に当たった際にフックが横倒れせず、根掛かりしないで巻くことが可能になります。またウィード等カバーの上を強気に通すことも出来ます。
4. おすすめトレーラーは細身のワーム
スーパーブレイクブレードは現代のタフな状況にも対応するために作られています。そのため、エバーグリーン社のジャックハンマーなど、遠くからも寄せて食わせるチャターベイトというよりはより本物の魚のように細かく弱い振動を放ちます。故に、トレーラーは大きく動くものではなく、細い小魚タイプのものをおすすめいたします。細身であればカバーに引っかかる確率も下がるので一石二鳥です。
ジャッカル