JB TOP50プロ福島健が「更に柔らかくリアルなソフトジャークベイト」を求めて完成したルアーがラストエース168です。
従来のソフトジャークベイトはオフセットフックを使用するものが多く上半身が曲がらないものばかりでしたが、福島は「ラインスルーシステム+トレブルフック」の採用で課題を克服。極限まで薄く設計されたボディが頭から尻尾まで曲がり、自然界のベイトフィッシュそのものの動きを再現できるソフトジャークベイトに仕上がりました。そのリアルさは動画を観ていただければ一目瞭然です。

　小魚のギラツキのような光沢をワームに誂えるには、ワームボディ内部にアルミホイルを挿入することが一般的です。しかし、内部のアルミホイルはボディの柔らかさを損なわせるため福島はその手法を許しませんでした。代わりに、カラーペイントを施した後に光沢のあるコーティング塗料を施すことで動画の様なギラツキを実現。「コストがかかってもとにかく釣れる物を作る。」福島とエバーグリーン社の情熱が伝わってきます。

　ラストエース168はヨコヨコと呼ばれるリグにも対応。ワームの頭部に1/32oz～1/16ozのネイルシンカーを刺し、背中側に#2/0～#3/0のマス針をチョンがけすることでルアーが横向きに泳ぎます。岸と平行に泳がすことはもちろん、オーバーハングに入れ込むことが可能です。少々セッティングがシビアですが、非常にデカバスが反応するテクニックなので是非チャレンジして下さい。なお、目視で使用することが前提となるため、目立つカラーのスケルトンチャートがおすすめです。