シャローレンジキープが得意で引き心地の良いキラービル

1. ジョインテッドボディとソフトテールによる生命感が魅力のキラービルシリーズのシャローランナー

ジョインテッドボディとソフトテールでダート性能と生命感のある動きが演出できるといったシリーズの特徴はそのままに、シャローレンジキープが可能なキラービルです。ワインドビルと呼ばれる一回り小さく湾曲したビルの効果で、潜ろうとする力を左右のウォブリングパワーに変換し1〜1.5mのシャローをキープすることが可能となっています。またこのワインドリップでオリジナルよりキレのあるダートを生み出すことができるので、トゥイッチングにポーズ挟みながら使うのが基本です。独自の角度で湾曲するリップは水をよく掴み、スローリトリーブでも水を攪拌してくれるためバスへのアピール力はシリーズ随一です。

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左:スーパーキラービル、右:ワインドキラービル
(出典：イマカツ公式ブログ)

またシリーズの中でもワインドのみの機能となっているのがストレートピンテールです。尾びれを細く小さくしたことで空気抵抗が小さくなり高い遠投性能を実現します。

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上:スーパーキラービル、下:ワインドキラービル
(出典：イマカツ公式ブログ)

2. まるでワカサギのような動きを演出するリトリーブ

シャローレンジキープ力を活かしてぜひ取り入れて欲しいのが通称「高滝リトリーブ」。水面直下をキープしながらただ巻きすることで、弱ったワカサギが水面近くをただ真っ直ぐに泳ぐ様子を演出します。高滝とは千葉県にあるワカサギで有名な高滝湖のことで、水面を警戒心なく泳ぐワカサギをバスたちは狙っています。また、このフィールドは常にアングラーで賑わうのでバスがスレていることが多いのですが、トゥイッチやジャークに伴うライン音に擦れたバスにはただ巻きで余計な音を立てないのも良いのでしょう。逆に超高速リトリーブにおいてもワインドキラービルは優秀で、ワインドリップにより水の抵抗が大きいのでボディが大きく揺れ、手元に振動を感じながら心地よく引けます。

イマカツ