酸欠ギルの水面パチパチ音の模倣でデカバスを仕留めるビッグベイト

1. 酸欠になったギルが水面で発生させるパチパチ音の模倣でバイトを誘発

小南ギルポップの大きな特徴は、酸欠状態のギルを完全再現した点にあります。酸欠時のギルは水面でパクパクと呼吸する際に「パチパチ」という独特の音を発します。この音は虫を捕食する際の音とも言われており、バスにとって格好の餌だと認識されているのです。

ギルポップは、大型のラトルウェイトをボディ内部の左右に動きやすい位置に配置し、僅かな波にも反応する特殊なボディ形状により、この「パチパチ音」を見事に再現。素材選びから設計に至るまで、こだわり抜いて作り上げられた唯一無二のサウンドが、ルアーに圧倒的な存在感を与えています。
水面が少しでも波打っていれば、ポーズを入れている間も自発的に鳴り続けるため、広範囲からバスを呼び寄せ、バイトを誘発します。

2. 大型扁平ボディにより生み出されるダート&スプラッシュでバスを寄せる

小南ギルポップのボディは、ギル型の大型扁平形状をしており、ポッピングからダイビング、ダートアクションまで、あらゆるシチュエーションに対応できる高い操作性を実現しています。

半円形の特殊なカップ形状を持つヘッドは、上半分がポップ音とスプラッシュを発生させ、下半分を小さくすることで水流抵抗を軽減。これにより、スムーズなダイビングと、左右への大きなダートアクションが可能になりました。

さらに、ジョイントを可能な限り後方に配置したことで、水中でのダート幅が一層大きくなり、テールが舵の役割も担うようになりました。こうして生み出される、ダイナミックなダートとスプラッシュが水面を大きく揺らし、離れた場所にいるバスをも呼び寄せるのです。水面直下をアグレッシブに泳ぐギルのリアルなアクションは、ウィードに隠れた大型バスをも刺激し、バイトへと誘います。