誰でも簡単にパワーミドストできるリアルソフトベイト
1.ミドストの難しさ-ドリフトフライ開発の背景-
ミドストは日本の玄人が好んで使うテクニックであり、最弱のムービングベイトと位置づけで使用される。最近ではBASS ELITEレイクシャンプレインチャンピオンの藤田京弥の活躍により、アメリカでも注目を浴びている。
一見、ロッドをシェイクしてワームをリトリーブしているだけのように見えるが、”ワームをロールさせながら常に一定のレンジを泳がす”という非常に難しいテクニックである。前述の通り最弱のムービングベイトであるため、ドロップショットのように喰わせる力が強い反面、寄せる力がクランクベイトなどのハードベイト程ない。よって、狙った魚の側を通す必要があり一定のレンジを保ちながらルアーをリトリーブする必要がある。
2.独自のリップがミドストを容易にした
「初心者にも簡単にミドストができるように。」とジャッカルが開発したワームがDRIFT FRYである。ワームにリップをつけることにより、ロールアクションが出しやすく、浮き上がりにくくすることに成功。誰もが一定レンジでロールアクションを簡単に出すことができるミドスト初心者にはもってこいのワームとなった。
3.ホールがセッティングも容易にした

ミドストは繊細な釣り故にセッティングが非常に重要。フックやウェイトを正しくセッティングをしないと、キレイにロールアクションが出ないためである。そのため、ドリフトフライには、ジグヘッドフックのフックがベストなポジションでセッティングできるよう「ガイドホール」が設けられている。
4. 2種類のテール、3種類のサイズの使い分けで釣果up

2024年現在、ドリフトフライには3種類のサイズが用意されています。
「3.0インチや4.0インチでは魚を遠くから寄せる力が足りない。」「3.5g以上のジグヘッドを使用したい。」そんな時に使用する所謂パワーミドストと呼ばれるテクニックのためにドリフトフライメロウ5.2インチは生まれました。

テールは4.0インチと同様、カットすることでより控えめなアクションを演出することができます。
魚をより寄せたいときはパッケージから出してそのまま使用し、バスの食い気がないときにはテールをカットするか、4.0インチや3.0インチにサイズダウンすることで更なる釣果に結びつきます。
5.狙うレンジはジグヘッドのウェイトで調整

ドリフトフライのミドストはジグヘッドのウェイトを調整することにより、攻めるレンジを変えることができます。シャローを攻めたい場合は軽めのジグヘッドを使用して下さい。基本的に1/8oz(3.5g)までのウェイトがおすすめの3.0インチや4.0インチと異なり、5.2インチはディープも狙うパワーミドストを想定しているため、1/8oz(3.5g)以上も快適に使用できます。
6.カラーの使い分けで釣果up
ドリフトフライメロウ5.2インチは「ラミネート製法」と呼ばれる3インチや4インチと異なる塗装法により、より水馴染の良い生命感のあるカラーを実現しており、本物の魚の様な見た目になっています。
7. 推奨フックサイズとウェイト
ジグヘッド
ジグヘッドフックの推奨サイズは#1~#4/0です。よりナチュラルに動かしたい方は小さめを使用し、フッキング率を高めたい方は大きめを使用してください。

ネイルリグ
リップをカットして使用する際の推奨フックサイズは#4/0もしくは#5/0、推奨ネイルウェイトは3/64oz(1.3g)です。

ジャッカル