強力な水押しによるアピールで存在感の大きなフロッグ

1. 77ミリサイズの大型フロッグの強力な水押しによる高い集魚力が自慢

MEGABASSのフロッグPONY GABOTの一回り大きなサイズとして展開しているBIG GABOTですが、サイズアップに伴いオリジナルには無いいくつかの機能が搭載されています。水を動かす力が大きくなり、比較的広いエリアや濃いカバーの中からバスを寄せたい時に活躍してくれます。

後方重心

スカートの取り付け位置を、お尻の突起に通す形にしてよりオリジナルよりも後方へと変更。これにより頭が上がってカップがより水をしっかり掴むので水しぶきも大きくなっています。また、スカートがボディと直接触れないのでアクションの邪魔にもなりません。

サイズアップに伴う水押しの強さ

オリジナルから引き継がれる大きなカタマランマウスによりサイズアップしても操作性は損なわれず、ボディ自体が大きくなったことで左右に振った時の体側面が動かす水も大きく強くなりました。

2. バラしを軽減させるフック配置

左：オリジナルPONY GABOT　右：BIG GABOT

フロッグは比較的バラしやすいルアーと言われますが、それを防ぐべく内部構造が改良されました。フッキング時にフックがよりフレキシブルに動くようになり、バスの動きにうまくついていくので余計な力を逃すことができるようになっています。
また、フックとボディが接触する箇所にはボディ側に新たに溝が追加され、アクション中にフックがズレることを軽減。カバーに積極的に攻めても干渉時にフックが引っかかることも抑えられます。

3. PONY GABOT３兄弟で一番大きなBIG GABOTは存在感で使い分ける

PONY GABOTシリーズは全部で3種類。オリジナルが63㎜、PONY GABOT Jr.が54㎜。そしてBIG GABOTが77㎜です。
オリジナルを基準にして状況に合わせてサイズダウン、サイズアップさせて使い分けていくのが良いでしょう。
アクションはオリジナルが首振りさせた時に一点での首振りというよりどちらかというとドッグウォークに近い動きをします。それに対してPONY GABOT Jr.は一点での首振りを得意とするので狙ったポイントに留まってじっくり攻めることが可能です。小さい割にボディ側面での水押しが強く、他の操作性の高いフロッグではただ水を切るだけになるところをしっかり飛沫を上げながら左右への首振りをしてくれます。
それに対してBIG GABOTはそのサイズ感に伴ってシリーズ他の２つ以上に大きなスプラッシュを上げます。水を押す力はシリーズイチです。

使い分けるフィールドとしては、上から落ちてくる虫を狙うようなバス、例えばアフターからの回復期で追いかける気のないバスに対してはPONY GABOT Jr.を、やや広いエリアや多少の濁りのあるエリア、菱藻が生い茂るような中でバスを浮かせる時にはBIG GABOTを使っていくと良いでしょう。