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ミッドスポーンとは、バスが産卵中のことを指します。産卵中でも産卵行動自体はすぐに終わるものなので、ここでは「ミッドスポーン=産卵直前から産卵直後まで」とします。 プリスポーンでは産卵の体力をつけるために捕食活動を行っていたバスが、水温が15℃前後で安定するとスポーニングが始まります。

 まずオスがいわゆるネストやスポーニングベッドと呼ばれる産卵場所を準備します。
ネストの場所の条件としては、シャローのハードボトムであること、卵が流れてしまわないよう水の流れが強すぎないこと
です。
 次にオスは尻ビレでゴミや泥などの堆積物を綺麗にし、ネストができたらメスを誘い入れます。ちなみに産卵の間、オスとメスのペアはピッタリひっついて泳いでいます。
 そして産卵が終わればオスは卵を守るためネストに留まり続けます。孵化してからもしばらくはオスがエサを食べずに守り続け、外敵がくると攻撃します。
 メスはコンタクトポイントに戻り体力の回復を図り、一定期間コンタクトポイントに滞在したメスは再度シャローエリアに入ってきて別のオスと産卵行動をします。

個体差はあるものの特に大型のメスの個体は春の間に2回から3回ほど産卵行動をするのがこの時期の特徴です。そしてこの時期独特の釣りを次に紹介します。

2. ミッドスポーンの釣りの特徴

◆ ネスト撃ち ◆

前述でご紹介した通り、産卵が終わるとオスは卵を守るためにネストに留まり続けます。このときのオスはエサを食べずに守り続け、外敵がくると攻撃します。ネストや卵を守るために体当たりしたり、泳いでいってどかせたり、バイトすることもあります。この習性を利用してネストを守っているバスを狙って釣る行為を「ネスト撃ち」と言います。ミッドスポーンのバスを釣る上でのポイントは"バスはボトムに対して極端に執着している"とことです。これはバスの食性ではなく、ネストなどへの接近を強く警戒し、侵入者を排除する威嚇的な行動をとるというもの。よってこの時期は、バスにとってルアーが敵や邪魔者になるようなイメージで狙っていく必要があります。

ただし、日本ではネスト撃ちには賛否両論があり、ネストを荒らすことになるのでバスの個体数の減少に繋がる恐れがあることやバスの本能を利用し簡単に釣れるバスを釣る方法が卑怯ではないかという意見があることは念頭に置いておきましょう。

また、すべてのブラックバスが一斉にミッドスポーンに入る訳ではないので、この時期はプリスポーン(産卵を控えた状態)とミッドスポーン(産卵開始からそのシーズンの産卵が完全に終わるまでの状態)、アフタースポーン(産卵後)の3つの状態が入り交じる時期になるのが特徴です。そんな3つの状態が入り交じるこの時期のバスに口を使わせるには、バスの状態や居場所を把握して、状況にあった的確なルアーセレクトでなければバスは確実に釣れません。通っているフィールドがどの状態か(どの状態の魚が多いか)を把握しましょう!その上でミッドスポーンの魚が多いようならミッドスポーンの魚に狙いを定める方が効率的です。

3.ミッドスポーンのバスの居場所

オスのバスがシャローのハードボトム周辺のネストにいるタイミングで、メスのバスは、近くに身を潜め産卵の準備を行っています。実際には、少し沖のセカンダリーポイント、もしくは近くのカバー周りやオーバーハングなどの障害物周りに身を潜めていることが多いでしょう。

4.ミッドスポーンのアプローチの仕方

前述のバスの釣り方、居場所を踏まえた上でアプローチの仕方をおススメのルアーと共にご紹介していきます。いずれもバスの「卵を守るための行動」を逆手にとった釣り方となりますのでご理解の上、各自のご判断にお任せします。

(1)卵を狙う魚を演出した攻め方

卵を狙う魚に見せるためにビックベイトやミノー、サスペンドシャッドなどを使用します。 ルアーのサイズはあまり関係なく、サイズが大きい方がバスに気づかれやすいのでビッグベイトならデプスのスライドスイマー、ミノーならメガバスのワンテンシリーズ、サスペンドシャッドならジャッカルのソウルシャッドがおススメ。またバスの卵を狙う習性のあるブルーギルを模したルアー、イマカツのギルロイドシリーズやデプスのブルシューターも良いでしょう。

卵を狙う習性のある ブルーギルを模したルアー

釣り方は…

釣り方はネストから離れた場所にキャストをし、ネスト付近まで寄せてきた時にバスが反応するルアーを見つけましょう。何回か通して反応しないルアーは即チェンジ。反応のあるルアーを何回か通しているとバスが威嚇で追いかけてきます。突っ込んでくるけどルアーに当たるまではしてこない場合は、ネスト付近に沈めて放置してみましょう。すると、ネストから追い出そうとするバスが威嚇バイトしてくるでしょう。

(2)不要なものを排除する習性を生かした攻め方

ネストを守っているバスは捕食ではなく威嚇として口を使います。バスは卵付近にある不要なものを咥えて排除しようとします。こちらはその習性を活かしてネスト近くにワームを置いて釣る方法です。そのためネストさえ見つけてしまえばワームの釣り方は簡単です。反応の良いワームはエビっぽい「足がいっぱいついている」もの、例えばジークラックのイモケムシやジャッカルのRVバグが良いでしょう。ネストを守るバスは下を見ていることが多いので、ノーシンカーまたは軽めのシンカーを使いゆっくりネスト付近に沈めて放置でOK。口を使ってきたらタイミングよくフッキングしましょう!